◇ポルシェの歴史を紹介するよ
ポルシェの誕生から現在までにおいて
かなり波瀾万丈な歴史があるって部分は
あまり知られてないからちょっと紹介する。
まずポルシェの名前の由来になってるのは
オーストリアの工学者『ポルシェ博士』だけど
博士が作ったのは戦車や軍用車両のほかに
ドイツの大衆車でおなじみとなった
『フォルクスワーゲン・ビートル』で
車のポルシェ開発には､実は関わっていない。
その後､ポルシェ博士が息子にあたる
『ポルシェ長男』が会社を継いで作ったのが
初代ポルシェことスポーツカー『ポルシェ356』
博士の会社を繁盛させたのも大体この人だが
当の博士はこのとき軍事開発の責任で
国外にて拘留中､悲しい。
さらに、ポルシェ長男の息子にあたる
『ポルシェ孫』が開発したのがさっきの動画の
傑作『ポルシェ911』ってわけ、試作版の段階で
話題をかっさらい､製品版は空前の大ヒットとなった。
今でこそポルシェ社は同族経営では無いんだけど
筆頭株主にはなっている。もう孫の代まで
一族経営で大繁盛してるって部分が凄いね。
90年初頭に業績不振で経営難に陥ったけど
(911がヒットし過ぎて世代交代できなかった)
『ボクスター』の開発で不死鳥のごとく返り咲いた。
だいたいこういう長い長い世襲パターンって
どっかでポンコツが紛れ込んでダメにしちゃうのに
全員が名を残すってあまり無いからね。
◇ポルシェの動画に迫る！
とりわけ最近は色んなポルシェ動画があるから
晩飯時の楽しみとしてゆっくり消化している。
Youtubeさまさまだけど､やっぱ自分みたいな
往年の外国車ファンは同じように視聴してるみたいね。
気持ちは解らんでもない｡だって視ちゃうんだもん。
リピート再生して延々とね､マジで。
◇L'OPERAIO Channel
ポルシェ・911 カレラSカブリオレ 中古車試乗インプレッション PORSCHE 991 CARRERA S CABRIOLET - YouTube
ひとくちにポルシェと言っても
細分化すると4WD､ターボ､GT3とか､まぁ
色々あるんだけど､これは｢カレラ｣､名前の由来は
メキシコの｢カレラ・パナメリカーナ・メヒコ｣から｡
｢タルガ｣とか｢パナメーラ｣とか耐久レースから
名前を取ったポルシェは多いけど､恐らくは
カレラが一番の知名度だろうね。
正直カメラが車の周りを360度クルクルと
回ってるだけでも1時間くらいは楽しめる。
◇エーリストガレージ(A List Garage)
ポルシェ911（Type997） ターボＳ カエルversion エーリストガレージ(A List Garage) - YouTube
これは上でも紹介したポルシェ911
今から50年前にあたる1963年に誕生してから
今もなお同じモデルが作られ続けている傑作。
眺めてるだけで心が洗われるね。浄化されるね。
あとはポルシェに限らず､この動画シリーズは
高級車がメドレーで楽しめるから､ベンツやら
カブリオレやらじっくり眺めたい人にはオススメ。
◇新谷恵壮
世にも珍しいポルシェトラクター。
スポーツカーのイメージが強いポルシェだけど
実は『農耕用のトラクター』も作っていたのだ。
輸入販売されたオリジナルモデルもあるんだけど
日本の農機メーカーが､日本の環境に最適な
トラクターに改良したモデルのほうが
どちらかといえば広く普及してる。
個人的には､どこを改良したのか
気になるところ。恐らくは高温多湿の
日本の気候に合うような機体にしてるとは思うな。
◇LOVECARS!TV!
【完璧！】ポルシェ・カイエンGTS #LOVECARS - YouTube
次は2000年以降に作られたポルシェの中では
名車と謳われる『ポルシェ･カイエン』､国内だと
手に入りにくいけど､最高時速を底上げした
ターボとかハイブリッドとか種類も豊富。
斎藤佑樹投手がものすごい欲しがってたことでも
ちょっとだけ有名。ちなみにカイエンという言葉は
『赤唐辛子』を意味するカイエンペッパーが由来。
◇ポルシェ 911(Type930)が最高傑作。
長いポルシェの歴史の中で一番好きなのと
言われると物凄い迷う。個人的なら
とりわけ洋画のワンシーンに登場するような
レトロな外観のType930が一番。
製造が1989年だから古いのは当然だけど
ポルシェ好きの中ではどの年代が一番人気だろ｡
恐らくは2000年台以降が人気とは思うけど。
普通にケイマンとかマカンとかその辺の
スポーツカーのくくりを外すなら
パナメーラでもいいけどね､やっぱ迷うな。
70年台中期に訪れたスーパーカーブームとは
ちょっと時代が違うんだけどね､それでもやっぱり
年の離れた兄弟がいたりすると少なからず
外車好きの影響は受けるんだなぁ。
