標高8500メートル、壮大な景色のなかで楽しむとらやの羊羹 登山家・三浦雄一郎さん - オトコの別腹 - 朝日新聞デジタル&M
2018年、世界で6番目に高い山、ヒマラヤのチョ・オユー(8201メートル)に登る時も、この羊羹を携えていきますよ。
エベレスト登山にようかんを30本近く
持参するって、どれだけ好きなんだと
思わなくもないけど、登山で食べる
ようかんは絶対いつもの10倍くらい美味い。
聞くところによると、楽しみは色々あっても
登山ってのは苦労して苦労して山頂に
辿り着いた時が一番嬉しいらしいし、その
嬉しさの中で、脳に思いっきり快活感を与える
甘味なんかを食べたら不味いわけがないもの。
そういった意味では、登山のお供にようかんを
奨励するようになったら、確実に日本における
ようかんファンは増えると思うぞ。
ようかん業界が実行するかは別として。
その部分を除外したって、ようかんって
かなり高純度の糖分だから、登山で疲弊した身体に
エネルギーを充填させる効果は相当高いだろうし
実際に携行するのも理にかなってるかな。
冒頭のニュースだと登山に持参されたのは
「とらやのようかん」みたいだったけど、実際
とらやは日本のようかん界の中では
一番の大御所だしな。
よくあるご贈答用の菓子なんて
見掛け倒しばかりなんだけどこれは美味い。
個人的には、親戚縁者から贈られて来たら
かなり嬉しい部類の菓子だが、どうせなら
蜂蜜味だけ単品で売ってくれないかな。
文明堂のようかんもまぁまぁ美味いが
ちょっと甘さが人工っぽいのがね。
カステラは一級品なんだけど。
そういえば運動用のスポーツようかんは実際に
即効性のエネルギー補給食として採用されてるけど
こっちは美味いのかわからない。どうもケミカルな
味になってそうなイメージ。パッケージが薬っぽい。